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子ども達・地域との取り組み
みのり農園の目指すところは、若い人が中山間地の田んぼでも
稲作を続けられる体制つくりです。
中山間地を維持する事には色々な課題があります。
でも、まずは「やってみたい」という思いが出なければ発進もありません。


みのり農園では学校の先生を目指している信州大学教育学部の方の農業体験受け入れを行っております。
少しでも農業に触れてもらい、その時の経験や気づきがご自身の、そしてその先にいる子ども達の教育に生かせればよいかな、という考えからです。
小さい頃に初めて経験したことは、記憶に残る可能性が高いです。
何かのきっかけで農業に携わる仕事に就いたとき、家庭菜園でもやってみようとなったとき、楽しいイメージから入れれば最高と思っております。
信州大学の皆さんとは、郷土料理である笹餅や笹寿司なども一緒に作ります。郷土料理には、私たち日本人が昔から大切に受け継いできた「自然への感謝」「知恵」「思いやり」「地域への愛情」などが詰まっているからです。
農業は、大変で辛いことも多いですが、それ以上に収穫の喜びや人と人との繋がりなど楽しい事も沢山あります。日本の食を守る、農地を守る、農村を守る意味で若い人の経験を助ける事は重要と考えます。
令和7年度から、鳥獣対策を兼ねてヤギを3頭飼いました。
どうせ飼うならの発想で、除草対策と近隣の子どもや住民にもヤギと触れ合ってもらいたと思い、最初は鳥獣対策とは関係がない、村の人や神社巡りに来る方がよく通る場所で飼いました。
電柵を張ったり小屋を作ったりと作業は大変でしたが、皆さんのご協力もあり、立派な牧場が出来ました。
この地も少子高齢化で静かな所です。どんな形でもヤギがいることで新たな展開や繋がりが生まれれば幸せな事だなと考えております。


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