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OUR MESSAGE

​みのり農園の想い

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昔ながらの米作り
あの頃の味を再現したい

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水の蔵 みのり農園 

代表:宮本 昌幸

みのり農園の自然環境は、お米つくりに適した水と土そして太陽があります。

その恵まれた環境に感謝しながら、自然と身体にやさしいお米つくりにこだわっています。

 

栽培品種は、主にコシヒカリです。
私が小学生の頃、先代である父がこの品種の作付けを始めました。

「コシヒカリはうまい!」と言いながら新米を食べる父の姿を今も思い出します。


コシヒカリは全国でも美味しいと評価が高いお米ですが、日本の夏が数十年前よりもずいぶん暑くなり、昔に比べると米の粘りと旨味が弱くなっているように感じます。

昔はごはんを食べ終わると、茶碗の内側にご飯ののりが付いていました。

それだけ粘りが強かったのです。固まった冷えご飯になっても甘みあり、その最高の美味しさを今も鮮明に覚えています。


近年の地球温暖化は米つくりの現場にとっても大きな問題です。

地球の変化に寄り添い研究や工夫を続けながら、私の思う"昔ながらの味"を再現できるように日々頑張っています。

 

「お米つくりは土づくり」「苗半作」という父の教えを胸に、年1回の勝負ですが、新しい事にもチャレンジし、美味しいお米を皆さまにお届けできるよう励んでいきますので、応援いただければ幸いです。

※苗半作:作物の出来の半分は、苗の出来で決まる」という意味

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中山間地とは平野部と山間部の間の地域を指します。

日本の農地は約40%が中山間地域ですが、近年はその農業条件の厳しさから、担い手不足や高齢化などの問題が深刻さを増しています。

私が小学生の頃「てせいあげの手伝いをしてくれ」と言われました。

水路に溜まった泥をスコップの幅で何回も何回もてせいの上に上げる作業で、田んぼの端から端まで長さ50メートルもあり、大人でも辛い作業です。

父親は黙々と作業をしていましたが、自分は休んでいる時間の方が長いくらい嫌々やっていました。その時です。父親が一言「やらなきゃ終わらないよ」と言い、また黙々と作業を続けるのでした。農作業の大変さと「何事もやらなきゃ終わらない、やればいつか終わる。」の根性はその時教えてもらいました。

​​

私は今、中山間地の田んぼを守る役員をしております。

生前父親もその役員をしていました。

 

父親は中山間地の稲作作業が少しでも楽になるように、同じ地域の仲間に声をかけ続け、てせいの代わりに暗渠排水を入れる工事を終わらせてこの世を去りました。


父親は「中山間地の田んぼを残さないと自然災害が起きる」と言いました。

なぜなら局地的大雨や土砂崩れの際、田んぼはダムと同じように水や土砂を受け止める堤防の役割もしてくれ、それが無ければ多くの人が暮らす平野部に水や土砂が流れ出てしまいます。

また定期的な清掃や修繕が行われていない荒廃地となった土地の水路はすぐに反乱することを私は経験しています。


地域を残す為、守る為に中山間地の田んぼを荒らす事が無いよう、この恵まれた環境に感謝しながら、より良いお米つくりに取り組んでいます。
若い人が、この地で「稲つくりをしたい!」と言ってくれるよう頑張り
たいと思います。

中山間地の
田んぼを守りたい

みのり農園の前に付く「水の蔵」とはどういう意味なのですか?

とご質問をいただくことがあります。

「水」は私たちの圃場側に健御名方富命彦神別神社、地元では「五束神社」と呼ばれる神社があり、その横を私たちが使わせていただいている山からのミネラル豊富な冷たいお水が流れてきています。

 

そして、言い伝えでは五束のお米は飯山のお殿様が好んで食べていたとの話があり、献上米を保管する「米蔵」があったそうです。

​ここの地のお米は昔から美味しいと評価されていて、その美味しさの源になっている水への感謝の思いも込めて「水の蔵」を使っております。

また、2025年秋にロゴマークを一新しました。

"​稲穂とトラクター"​は私たちの米つくりを

"​山"​は黒岩山をはじめとする奥信濃の山々を
"​水"​は美しい涌井の泉の水を表現しています。

"​ヤギ"​は熊や猪など獣から田んぼや人の生活を守るための仲間としてです。

 

私たちが耕作している中山間地域は、野生生物の生息地と人里の中間に位置しています。そのため人がいる田んぼの周りをきちんと整備することは人間と野生生物の活動エリアを分け、人身・農作物被害を防ぐための対策となります。"​クマ"​は山の生き物と人間たちの共生のイメージです。

ロゴマークに

​込めた思い

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