美味しく食べて、みのり農園を応援してください!
このページをご覧いただきまして、有難うございます。
水の蔵みのり農園代表の宮本昌幸です。
我が家は江戸時代から代々 長野県飯山市の五束地域で米つくりを続けており
個人農家ではありますが、家族や仲間と共に約8ヘクタール(東京ドーム約2個分)
で米つくりを行っております。

令和の米騒動
2024年夏頃から米が品薄になり、米価格の急激な上昇を招いた「令和の米騒動」により、
農家の赤字、後継者不足、など日本の稲作が危機的な状況にあることが浮き彫りになってきています。
みのり農園ではある業者から「お米がとにかく欲しい!!」と何度も連絡があり、
その業者分の新米を8トン取り置くことになりました。
しかし、備蓄米の放出、輸入米の市場拡大から米が余る可能性が出てきたことにより
コロッと態度が変わり、結果その業者から心無いキャンセルを受け
大量のお米が行き場を失う…という事がこの秋に起こりました。
個人農家としては、今後の経営を揺るがすほどの
大事件です…
これも米騒動の余波と言えるでしょう。
農協に売ることも考えましたが、今までのように農協や仲介業者に頼るだけでは
何も変わっていかない。と思いなおし、出来ることをやってみようと覚悟を決め、
ホームページのリニューアルや、SNS発信などチャレンジを始めました。
お客様に美味い米を届けたい
そんな みのり農園の今一番の想いは
「直販売を増やしたい!!!」
です。
現在の米の販売ルートは、生産者が収穫後にJA(農協)をはじめとする集荷業者や
少しでも安値で仕入れたいと直接買い付けに来る卸業者に出荷するなど
いくつかの中間業者を経て消費者であるお客様の手元に渡ります。
低温倉庫での保管料や精米費、パッケージなど販売するためにかかる費用の他にも
各箇所での儲けが必要なので米価格は中間業者が増えるごとに上がっていきますし、
その間に様々な栽培状況のものと混ざり合い、鮮度は落ち、お客様のもとに渡るころには
「自分の作った米」という思いは薄れていきます。

直売
「美味しく安全なお米を作って"みのり農園"の名前で買ってくださるお客様を増やそう!!」という心意気でお米つくりを続け
収穫後に必要になる乾燥・貯蔵・精米・色彩選別・袋詰め出来る施設、機械の準備も進めてきました。
すでに、お客様に直でお届けできる体制もできております。
「キャンセル」というマイナスな出来事は、
「直販売をもっと頑張って美味い米をお客様に沢山届けよう!」という、やる気スイッチに変わってくれました。
今年は今までにない在庫量、自然の力を借りて心を込めて作ったこのお米を売り切れるか不安はゼロではありませんが
新しいお客様との出会いを想像すると、ワクワクもしてきます。応援よろしくお願いいたします!!
みのり農園のお米


みのり農園のお米は、飯山市と新潟県境に位置する関田山脈のブナの原生林が浄化してくれたミネラル豊富な雪解け水で育ちます。
農薬の使用回数と化学肥料の窒素成分量をそれぞれ5割以下に減らして栽培された「特別栽培米」であり、
自然環境や人(特に子ども)への影響が懸念されているネオニコチノイド系農薬も使用しておりません。
詳しくは「実の里米について」をお読みください



みのり農園の田んぼは現時点で73枚あり、8割は棚田です。
山際の棚田はどうしても1枚あたりの面積が小さくなり、変形も多くなります。
みのり農園の全収穫量を平野部にある田んぼの大きさで換算すると、
30枚程度で収穫できます。
このように、作業効率の悪さと農家の高齢化、減少により
棚田は消えゆく日本の原風景の一つになっています。
しかし、棚田特有の傾斜により西日が当たりづらく昼夜の寒暖差がうまれ、
粘りや甘みのあるお米を育んでくれますし、山際にあることから、汚れが少なく、
夏でも冷たい水が田んぼに入ります。
また棚田は食料生産の役割だけでなく、雨水を一時的に貯め、洪水や土砂崩れを防いだり、さまざまな生き物の住処にもなっています。
自然と人間が共生してきた証でもある棚田をこれからも守っていく事も
みのり農園の志の一つです。
詳しくは「みのり農園の想い」をお読みください

※みのり農園の平野部の田んぼ面積にて計算
三方良しで持続可能な農業を

11月28日に農林水産省が発表した2025年「農林業センサス」によると、主に自営農業を仕事としている人は102万1千人で、20年の前回調査と比べ25.1%、34万2千人減り、平均年齢は67.6歳という報道がありました。
今年こそ米の買取価格は上がったものの、米農家の多くは赤字の中「先祖伝来の農地を守りたい」という気持ちだけで踏ん張ってきた米農家が多く、高齢や機械の故障を機に離農する方は増え続け
ご子息にも「農家は継がせない」と話す方も多いです。
このままでは、日本の食と農を守ることが難しくなるばかりです。
だからこそ、未来の危機に気づいた農家から三方良しの販売スタイルにシフトしていく必要性を感じております。
「三方良し」とは、売り手、買い手、世間の3者がともに満足する商売を目指す、という近江商人の経営哲学です。
「魚沼産コシヒカリ」の出荷量は年間約7万トンですが、全国で販売されている総量はその約5倍以上にあたる40万トン以上
簡単に言うと、生産者のもとを離れた後で産地偽造が行われているという事…。このような話や「増産だ、減産だ」と意見が分かれている今、消費者と生産者が直でやり取りを始めることは双方にとってメリットがあると思います。
「買い物は投票」という言葉がありますが、日々の買い物が、私達の選択一つひとつが、日本の未来にも繋がっていきます。
「なぜ、それを購入するのか」「誰から買うのか」モノがあふれるこの時代だからこそ、大切なのです。
わたし達みのり農園の願いはシンプルです。
☆心を込めて作った美味い米を沢山の人に食べてほしい
☆ご先祖様から受け継いだ、美しい故郷を、棚田を守りたい
☆米つくりを続けたい、出来れば次世代に継承したい
どうぞ、みのり農園のお米を食べて応援をよろしくお願いいたします!!
そして自信をもってお届けできる美味いお米の購入は、オンラインショップをご利用ください。
1回購入だけでなく、定期購入も可能です。ぜひお試しください。
長い文章を、最後まで読んでいただき有難うございました。
みのり農園公式LINE お友達追加で500円割引クーポンが発行されます。
お買い物の際に、ぜひご利用ください。
ご登録はこちらのQRコードかURLよりお願いいたします。

.png)
.png)

.png)